| 2006 女と男のいきいきフォーラム八王子 | |||
第15回「女と男のいきいきフォーラム八王子」が2月25日に開催され、当会は市民持込み企画「みんなで語ろうーフォーラムの歴史とこれからの男女共同参画」を企画・運営いたしました。
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「女と男のいきいきフォーラム八王子」の実行委員をやっていたのが5年ほど前、それ以来、仕事と重なりフォーラムに一度も参加することが出来ませんでした。今年、久しぶりに持ち込み企画に参加しました。 当日、男女共同参画センターの会議室には実行委員経験者を中心に約15名が集っていました。準備された年表(アンテナ29参照)がたいへんな力作で、年ごとに世界・日本・八王子市の男女共同参画の取り組みがわかり、フォーラムのテーマもその影響を大きく受けていることが一目でわかります。年表を担当された米村さんからその説明を受けたのち、参加者一人一人からフォーラムとの関わりや感想が語られました。フォーラム創成期に関わられた方たちからは当時の熱気が伝わってきましたし、現在の行政担当者からは新たな段階に来た中での課題が語られました。 私も実行委員当時を思い出しました。様々な年代、立場、考え方の市民が集まり作り上げていくのは、思うように行かずとても大変でしたが、その過程そのものが学びであり、共同参画だったと思います。実行委員をされた方の多くは、その時の学びや経験がその後の人生に役立っていると、この日のお話の中で感じられました。 しかし一方で、実行委員のなり手がいない、フォーラム参加者が広がらない、テーマや講師の選択が男女共同参画を進めるものとなっているのかなど、フォーラムの積み重ねてきた成果を揺るがしかねない課題も山積しています。 手をつなぐ女性の会は積極的に実行委員としてフォーラムに参加し、男女平等の実現に大きな力を発揮してきました。 今回はここまでで終わってしまいましたが、課題を分析し、これからの方向付けや取り組み提案ができるよう議論を深めていきたいと思います。 (N.M.)
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| フォーラム講演会 「夫婦で楽しい時間過ごしていますか?〜仲良し家族は腹八分目〜」 |
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| 結婚はお互い価値観の違う者同士がいっしょになるのだからすべてを望んではいけない。つまり腹八分目。互いに相手の好み(力量)を知って自分の考えを押しつけない。どちらか一方に我慢や努力を強いるものではないが、やはり、家庭内の調整能力において男性よりすぐれている(?)女性が夫の好みに合わせ(機嫌を取りながら―と私には聞こえた)賢くふるまって欲しい。そうすれば夫婦はうまくいく。これが講師の言いたかったことだった。相手のためではなく、自分が居心地よくなるために想像力を働かせて夫の気持ちを尊重し、気配りをして欲しい。もともと日本の男は言葉が足りないのだからと。
この「女性らしい配慮・気配り」の強要でどれだけの多くの女性たちが苦しんできたことか。ここには社会のあり方としての男女平等という考えは、まったくといっていいほどなかった。 この講師にこれ以上望むことは無理だと思った。またこの講演の題名がそのままフォーラム全体のテーマになっていたが、分科会の内容も含め、もっといろいろな生き方をしている人たちが参加しやすいフォーラムにした方がよいと思う。 市民で作る実行委員会の企画・運営とはいえ、男女共同参画センターのフォーラムとしてやる以上、行政にはテーマや講師決定の際、基本的な軸をきちんと示してもらいたい。今、男女共同参画課に求められていることは、女と男が「なんとなく仲良く」やることではなく、女も男も自立したひとりの人間としてそれぞれが大切にされる真の男女平等社会実現を目指すことだと思う。同時に市民の私たちがしっかりこのフォーラムを盛り上げていくことが大切だとあらためて思った。 (O.K.)
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| 運営委員会報告 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 「市民参加のしくみづくり検討委員会」報告 | |||||||
| 八王子市は今年の1月から約半年の予定で「市民参加のしくみづくり検討委員会」を発足させた。委員は14名(学識経験者2、団体推薦8、公募市民4)。私は女性団体枠で「八王子手をつなぐ女性の会」から委員となった。 現在全国の数十の自治体で「市民参加条例」や「自治基本条例」が次々つくられている。「市民参加条例」は市民の市政参加を保障するものである。市政に関する情報公開は以前に比べればかなり進み、市民が市政に対して意見、提案を表明し、市政に参加・参画する場面も増えた。しかし部署や担当職員により差が見られるようでは困る。どの部署でも担当職員が変わっても市民参加が保障されなくてはならない。内容や手続を条例で具体的に決めておく必要がある。「自治基本条例」は自治体の憲法とも言うべきもので、自治体行政の理念を述べ、市民参加はもちろん議会に関することや、国や他の自治体との関係についても触れている。八王子市としてはまず、「市民参加条例」をつくり、それから「自治基本条例」をつくるかをじっくり検討していくということだ。 来年4月に「市民参加条例」を施行するためには12月議会にかける必要がある。当検討委員会からの答申を受けて、職員プロジェクトチームにより条例案がつくられる予定だとか。 それにしても時間がない。わずか10回あまりの会議で答申を出すのには無理がある。なにしろ、市民参加についての情報や認識もまちまちな委員達が、共通認識を持ち、話し合う下地を作るのまでに時間が必要だ。会議の時間は2時間だから毎回議論が白熱しないうちに終わってしまう。 こうした審議会がすでに決められた筋書きの一部、アリバイとならないように、しっかり審議をしたいと思っているのだが。ゴールの時間が決められているのがもどかしい。 会議はもちろん公開で傍聴できるし、八王子市のホームページで会議録を見ることができる。会議スケジュールも問い合わせればわかる。会員の皆さんも関心を持ってご覧いただきたい。5月27日(土)には、広く市民に呼びかけフォーラムを開くことになった。ぜひ参加をお願いしたい。 (I.A.)
会員の皆さんぜひ参加してください! 「市民参加を考える市民フォーラム」―市民参加で何が変わるの?−
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| 『男女が共に生きるまち八王子プラン』 平成16年度評価報告書」に対する意見提出 |
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| 「男女がともに生きるまち八王子プラン」2004年度評価報告について、男女共同参画課から説明をうけ、報告書に対する意見を4月13日に提出しました。 評価は、担当所管による125の個別事業についてABCによる自己評価と男女共同参画施策推進委員会による第三者評価が行われています。 評価報告書に対する全体意見として以下のように3点を指摘し、個別事業についての評価と課題についても具体的に指摘しました。詳細はHPに掲載していますのでご覧ください。 全体意 @ 担当所管の自己評価は、担当部署が男女共同参画の視点を十分に理解していないために、評価の視点が見当違いであったり、評価対象とならないものまで評価し、進捗度の評価にも誤りがあるものが見らる。また、ABCの評価に対する統一基準がない。 男女共同参画課の役割は、各担当所管のばらつきをまとめ、全体として推進を図る立場であるが、評価・分析・次年度の目標を設定するに至っていない。男女共同参画課のリーダーシップが強く求められる。 A 男女共同参画施策推進委員会の役割が明確でなく、第三者評価となりえていない。 また、庁内の男女共同参画推進会議は、男女平等をどうすすめるのか、問題点の把握や解決策を明確にしすれ違いや混乱を調整するのが役割であるが、十分果たされていない。 B 指標と数値目標は、今年度は具体的な数値をあげるには至っていない。4主要課題にあげられた8指標が妥当か、疑問であるので再考を求める。 2006年度男女共同参画推進のための八王子市予算
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| やっぱりわからなかった! 「『ジェンダー・フリー』は使用しないことが望ましい」わけ |
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| 4月21日(金)、渋谷の東京都児童会館にて内閣府の主催で行われた「大臣による男女共同参画研修会 」に参加しました。 研修会の重要な柱が猪口大臣による「社会的性別」(ジェンダー)の視点の定義に関する正確な理解を深めることにあったのに、ありもしない実態と乖離した説明は説得力なしでした。ジェンダー・エンパワーメント指数においても世界から圧倒的に遅れている今、男女共同参画社会の形成の促進に「ジェンダー・フリー」の使用はまずいと大騒ぎすることが重要とはとても思えません。まして「使用が望ましくない」という理由がこじつけとしか言えないのです。 「『ジェンダー・フリー』という用語を使用して、性差を否定したり、男らしさ、女らしさや男女の区別を無くして人間の中性化を目指すこと、また、家族やひな祭り等の伝統文化を否定することは、国民が求める男女共同参画社会とは異なる。」とあります。 この文章の主部はそもそも誰も唱えてはいないのだから成り立ちません。「ジェンダー・フリー教育」の実践は男女の中性化を求めていないし、家族やひな祭りを否定してもいないのだからわざわざ取り立てて書く必要はありません。ただ人間も男か女かと簡単に二分されるのではなく、その濃淡は限りなく多様であることは事実です。またひな祭りも元々は女の子の祭りというより、紙やわらで作った人形(ひとがた)を川に流して、子どもの無病息災を願ったのです。 続いて「例えば、児童生徒の発達段階を踏まえない行き過ぎた性教育、男女同室着替え、男女同室宿泊、男女混合騎馬戦等の事例は極めて非常識である。また、公共の施設におけるトイレの男女別色表示を同色にすることは、男女共同参画の趣旨から、導き出されるものではない。」と書かれています。 性教育に関して言えば大人や友達からの性被害に遭うのは女の子。「いやだ」と言ってはいけないと思い込まされている女の子。発達段階を飛び越えておそってくる性暴力。こうした現実をふまえて生み出されてきた実践です。また着替え室の要求は人権としての性教育の実践や「ジェンダー・フリー教育」の実践の中で前進していったものです。でも予算の関係でなかなか実行できず男女同室をやむなくされている現実はあります。でも計測時の下着を止め、体育着に変えたのもこの取り組みでした。また同室宿泊は発達段階の問題だし、騎馬戦は運動会の目標からいって種目として妥当かどうかの問題でしょう。更にトイレの色の事で言えば、男の子が赤やピンクを着る「女みたい」「男のくせに」とはやし立てた悪しき慣習時代に使用していた区別ですから変えて行くのが妥当です。色そのものに性差が無い以上男トイレは黒で女は赤と決めることに無理があるのです。色以外の事で区別をすればよい問題です。 こうしてみてくるとまともな論は一つもありません。現実も知らず、差別撤廃条約にある「必要のない区別は差別です」と記された意味も分かっていない人が難癖をつけているとしか言いようがありません。それなのに『ジェンダー・フリー』という用語の使用に問題があるような記述は国際的に突出して遅れていると言われている日本の意識を改善していくことになりません。『ジェンダー・フリー』という用語は世界で使われていないというのも間違いで、社会学用語ではなく、「 ジェンダー・フリー・ボキャブラリー」(チェアー・マンでなくチェアー・パーソン)という語があるように、教育用語として「ジェンダー・フリー教育」という語は使われているのです。「ジェンダー・イクォーリティー」という言葉が良いということですが、こだわること自体が変です。基本的考え方のところで述べている「〜性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる社会の実現は我が国社会にとって最重要課題であることは言を待たない。」に矛盾していないでしょうか? 日本の男女共同参画の現状認識では、 国会議員・専門職等の女性割合や女性の推定所得(対男性比)が低く80か国中43位 で、すべての先進国に抜かれ、途上国にも抜かれ、道のりは遠いのです。 夫は外で働き、妻は家庭を守るべきであるという固定的性別役割分担意識では、賛成とどちらかといえば賛成が41.1%と諸外国の10%に比べ突出して高く、更に男性は賛成(49.8)が反対(43.3)を上回っています。 これは日本の長時間労働等の労働環境がいかにひどいかを表してもいると思いました。それなのに「果敢な取り組みはアジアの啓発的存在」という認識はどうかなと思いました。 でも、M字型雇用の実態が、非正規雇用である問題や少子化問題を労働環境の問題としても分析していた点は遅すぎたとはいえ評価できます。 「2020年に30%」を合い言葉に指導的地位にしめる女性の割合を今の10%から30%にと結果の平等にもチャレンジする姿勢も評価できますが、諸外国が導入しているクウォータ制の導入には消極的であったのは残念です。あらゆる分野での結果の平等を数値目標を設定して取り組むことは緊急課題だと思います。 「暮らしの構造改革・認識の構造改革 」の必要性を説いているわけですから固定的な、男らしさ・女らしさに縛られることからもっとフリーになって(これってジェンダー・フリーですよね)、チャレンジしていかなければなーと思いました。 行政は国民に協力せよと説くだけでなく「労働の構造改革」を協力に取り組むべきでしょう。最近耳にする「ワーク/ライフバランス」だって長時間使い捨て労働のこの現状を何とかしなければ進まないのにと思いました。 (S.Y.)
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| 青梅マラソン挑戦記 | ||
きっかけは、昨年の夏、友人達と行った松本旅行だった。松本城天守閣の急な階段を上ったのだが、私だけが翌日からひどい筋肉痛になったのだ。…トホホ。なんとかしなくては!と、思った。ちょうどそんな時、青梅マラソンの記事を見つけた。10キロコースもある。これだ! 青梅マラソン10キロコースは制限時間1時間15分、と厳しい。なにしろ現実には、50メートルも走れば息が切れ動悸がおさまらない50歳の私である。しかし5か月もあるのだからなんとかなるかもしれない。家族、友人、職場の同僚に決意表明した。みんなは絶対無理だと思ったようだ。 とりあえず早足歩きで家の近くを歩くが、結構息が切れる。少し慣れて1キロを休まず早足で歩けるようになったが、どんなに速く歩いても1キロに10分かかる。途中走ってみるがすぐに息が切れ、足が疲れる。こんなことで10キロも走れるのだろうか。次に仕事の帰りに多摩川の土手を4キロ歩いてみた。4キロははてしなく遠かった。…しかし、これをペースを緩めず40分で歩けるようになるのに時間はかからなかった。始めた頃の膝の痛みや、筋肉痛もいつの間にかなくなった。駅の階段は一段おきに上った。 だんだん楽しくなってきた。走れる距離が毎日わずかながら伸びる。体がどんどん変わってきたのがわかる。筋肉が付き、体力がついてくる。継続は力なり!である。青梅マラソンは2月19日。お正月も休んではいられない。朝そっと起きて外へ走りに行った。平日は息も凍りそうな夜、大の寒がりの私なのにじっとしていられなくて走りに行った。雪の後は地面が凍っていた。頬を刺す北風の中を走っているとしだいに体が自分で発電して熱くなってくる。おお、こんなにも心地よい感覚があったのか。 そして本番。夢のようだった。半年前までは少し走っても息が切れていた私が、今、周りのランナー達と一緒に淡々と走っている。沿道には応援の市民が途切れずに「ガンバレー!」と声をかけてくれる。足がどんどん前に出る。息も切れないし、足も疲れない。 あら、もう折り返し? あら、もう残り3キロ? ついにゴール! 公式タイムは1時間6分15秒! やったー! からだはすごい。何歳になってもこんなに変われる。マラソンは楽しい。 …さあ、秋はどのレースの何キロコースに出ようか。 (I.A.)
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